防災に取り組み始めて思ったのは、「案外お金がかかるなぁ」ということ。
でも、災害は待ってくれない……
そこで!
防災というと、グッズを買ったり、リュックに詰めたり、特別なことを考えがちですが、「ゼロ円」でできることってたくさんありますよ~
(。ゝ∀・)b
今すぐできる!ゼロ円防災
- 台風の時は雨戸を閉める
※アパートなどで、雨戸やシャッターがついていることに気づかずに窓に養生テープを貼っている方がいらっしゃるというTwitterの書き込みを見ました。まさか??とは思いましたが、若い方や、地方に住んでいる方にはなじみがないかもしれません。 - 寝室では窓から離れた場所で寝る・窓に頭を向けて寝ない(台風・地震の窓ガラス対策)
- カーテンを閉めて寝る習慣をつける
窓ガラスの飛散防止に。 - 地震の家具転倒対策
棚の上の隙間を空の段ボールで埋める
※中身が入っていると落下したときに危険なので空の段ボールを使用
- 家族のLINEグループを作る
LINEで自分の居場所を知らせる機能はとても簡単なのでマスターしておくといいですよ!
記事にしましたのでぜひご覧ください⇒案外知らない「災害に強いLINE」の「災害時に役立つ便利機能」 - 防災に役立つアプリを2つ入れる。2つの理由は、災害時につながりにくい可能性があるため
おすすめは以下の2つ
⇒Yahoo!防災速報 - 防災アプリ内の役立つ情報を読んでおく
- 市の防災メールに登録しておく
情報をすぐにキャッチできるようにしておきましょう!
大雨の時は防災無線が聞こえにくい可能性あり - 水槽など、水が入っているものをコンセントの近くに置かない
電気配線がショートして火災の恐れがあります - 災害後、カードや電子マネーが使えないことに備えて、小銭や1000円札を用意しておく
- 新聞紙をある程度キープしておく
汚れを拭いたり暖を取ったり、広く使えます - 公衆電話の設置場所や、かけかたを調べる
公衆電話を知らない子どもがほとんどです。知っていても使い方を知らないお子さんがほとんどでしょう。
今は災害時でもスマホでやり取りができる場合がありますが、一番確実なのが公衆電話と言われています。
⇒NTT東日本 はじめての公衆電話キッズページ
⇒NTT西日本 公衆電話設置場所検索 - 貴重品(現金・通帳・保険証)をまとめた袋を作る
これは自然災害に限らず、火災などの際も役立ちます。 - 防災カードを作る(緊急連絡先などをまとめたメモ)
- 子どもに親の携帯番号を暗記させる。いざとなると思い出せないこともあるので、ランドセルにメモを入れておく
- スマホやカメラで画像を保存できるようになっておく(被災後、保険の申請に必要になるため、片づける前に写真を撮る)
- 災害後はSNSにデマも多く出回ると知っておく
- スマホにすぐに連絡したい人をわかりやすく登録しておく(私はスマホの電話帳は主人が先頭に表示されるようにして、名前の後に【主人】と表示されるようにしています)
- ペットボトルに水を入れて凍らせておく(冷蔵庫の停電対策)
- 多額の現金を家に置かない
- 水害の時にどのタイミングでどこに避難するか考えておく
⇒避難勧告が出たのに親が避難してくれない!避難させる方法は? - 早めに避難所へ避難する←これもゼロ円防災!
家にあればやっておくこと・やってみること
- 普段から水筒に飲み物を入れて持ち歩くようにする
- 懐中電灯は、いざという時に探さないように、家族がわかる場所に掛けておく
⇒100円ショップの防災グッズで手持ちの懐中電灯にひと工夫
- クーラーボックス用の保冷剤を冷凍庫へ(冷凍庫はたくさん物が入っているほうが節電になり、冷蔵庫は逆に少ないほうが節電になります)
- ランタンで生活してみる(子供の反応を確認したり、慣れておくことができる)
- ラジオを聞いてみる・なるべく身近な情報をキャッチできるように放送局を調べておく
⇒全国のコミュニティFM局 - 車のガソリンは、少なくなる前に早めに給油
※災害後はガソリンスタンド激込み&売り切れ必至です! - ふるさと納税で備蓄の食料や防災グッズをゲット
私はヘルメットを返礼品としていただきました^^
⇒ふるさと納税 ヘルメット - ポリ袋で料理をしてみる
⇒災害時の非常食 ポリ袋でご飯を炊こう!失敗しないコツ教えます! - 子どもと避難所まで歩いてみる(避難を想定して、崩れそうな塀や危険個所がないか、浸水はないか確認しながら)
無料なのに効果が絶大な防災対策は「片づけること」
災害が起きたときに一番大事な事。
それは「ケガ1つしないこと」
命にかかわるようなケガはもちろん、切り傷1つさえ作らないことが大事だと私は考えています。
小さな傷が病気を引き起こしたり、ちょっとした痛みもストレスになるので、とにかくケガはしたくないし、させたくない。
そのために有効なのが「片づけること」です。
部屋を見回して、倒れるもの・崩れるもの・落ちるもの・飛んでくるもの・割れるものがないか確認をして、取り除きます。
ちょっとした工夫でケガを防ぐ「片づけ方法」
大型の家具を置かない・家具を固定するのがベストですが、今日のテーマはゼロ円ですので、無料でできる片づけ・災害でケガをしないための片づけの基本をご紹介します!
寝室
- 家具が布団の上に倒れないレイアウトにする
- 家具が倒れて出入口をふさがないようなレイアウトにする
キッチン
- 包丁・刃物は引き出しの中にしまう
- 割れものは食器棚や引き出しに収める
リビング
- 断捨離をする
- 高い位置から落ちるものをなくす
- キャスター付きの家具はキャスターを外す(キャスターがなくても地震の時は大きな家具は動きます)
すっごく当たり前のことしか書いていないので恐縮です^^i
インテリア雑誌やお片付け雑誌が好きでよく見るのですが、地震が起きたらどうするんだろう?と、老婆心ながら心配になるお家がたくさんあります。
大きな棚の近くで小さなお子さんが遊んでいる写真が載っていたりするとなおさら……ほんと余計なお世話なのですが
( ˙▿˙ ; )
東日本大震災の時、私は大きな揺れで立ち上がることができませんでした。
すぐ隣の部屋でお昼寝をしている子どもに駆け寄れない……そんな状況も頭の片隅に置いてインテリアを考えてみませんか?
まとめ
無料でできる防災対策をご紹介しました。
今すぐできることばかりですので、ぜひお試しください^^
特別なグッズを購入しなきゃと思うと腰が重くなりますが、物を減らしたり片づけることも防災にはめちゃくちゃ効果的です。
お家もスッキリするし、一石二鳥♪
それではみなさん、よい防災を!
(*Ü*)ノ"
追伸
今回はゼロ円がテーマでしたが、食品の備蓄は賞味期限がくれば食べるので、「実質ゼロ円防災」かなぁと思います^^
最低限の備蓄リストもぜひチェックしてみてくださいね♪
お家にあるものがほとんどですよ^^
⇒最低限そろえたい防災グッズ&備蓄おすすめ27選(自宅編)