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最低限そろえたい防災グッズ&備蓄おすすめ27選(自宅編)

2020年5月22日

近頃地震速報が多いですね。

テレビで専門家が南海トラフ地震や首都直下型の地震は、今予想されているよりも短い期間の中で起こる可能性があると言っているのを聞いて、備蓄をまた見直しています。

防災に取り組み始めたころ、ネットの情報に「ほうほう」なんて感心しながら備蓄をしていたもんですが……

少し知識も増えた今、同じように検索してみると「……あまり参考にならないな」と思うこともしばしば。

というわけで、読んでいただいているあなたのために、たった2年(いや、されど2年!)ですが、防災に取り組んできた経験と知識から、厳選した防災品リストを作りました!

 

必要最低限!厳選27点(自宅で過ごす場合)

必要最低限なので「あれば便利」「あった方がいいな」みたいなのは除外して、「ないなんて考えられないぜ」という個人の見解丸出しリストです(爆)

27点という半端な数字は、無理してキリのいい数字にするために増減しなかった私の本気の現れだと思ってください!

ポイントは、「備蓄で1週間過ごせるか?」

災害時、お店は開かないと思った方がいいです。

お店が開いたとしても長蛇の列、数時間待ち、在庫売り切りで閉店という情報は、ニュースで何度も見てきましたし、コロナも油断できません。

それではひとつづつチェックしていきましょう!

 

①水

飲料水(調理用含む)の目安
1人1日3リットル×人数×7日分

1人暮らしなら2リットルペットボトルが10~11本、4人家族なら42本ですね。

私が直近で購入したお水は、7年(実質7年以上)保存が可能です。

水の備蓄失敗談&長期保存水レビューはこちらをどうぞ⇒長期保存水デビュー「純天然アルカリ保存水7年保存」を飲んでみたよ

 

②食料

非常食というと、すぐにカップ麺・缶詰・レトルト食品が思い浮かぶと思うのですが……

それを1週間食べるのキツくないですか?

私、昔はカップ麺大好きでしたが、今は週に2回でも「飽きた」と思います。年、ですかね(苦笑)

非常食用に缶詰やレトルト食品を味見するのですが、「おいしい」と思えるものはごく少数^^i

非常食の基本は

  • 今まで食べたことのあるもの
  • ストレスなく(無理せずに)食べれるもの

です!

最近「コレだ!」と思って備えているのは、「加熱調理済みカット野菜」

常温で半年保存できます。

実際に調理したレビューはこちらです⇒災害時の野菜不足に!長期保存できる「うまみ丸ごと野菜」がおすすめ

 

そして忘れてはいけません!カップ麺や缶詰よりも、まず先に食べるのは冷蔵庫にある食材です!

冷蔵庫の食材を調理して食べるために必要なのが……

↓↓↓↓↓

③カセットコンロ

カセットコンロを持っていない方、案外多いみたいなんですよね(汗)

電気とガスがストップしたときに、なくてはならないのがカセットコンロです!

料理はもちろん、お湯を沸かして桶に移せば、小さなお子さんならお風呂にも入れます

東日本大震災で、ライフラインが9割復旧するまでにかかった日数は

  • 電気 6日
  • 水道 24日
  • ガス 34日

(日本気象協会「トクする!防災」より)

ガスって復旧に時間がかかるんですよ。

非常時でも家族にあったかいものを食べさせてあげたい!うちだけでなく、どこのお宅もそうであってほしい!

ガスコンロは一家に一台、絶対に持っていてほしいです!

我が家のガスコンロは、大型の土鍋がかけられるタイプ。

強い風でも火が消えにくい仕様になっています。私の出身の東北では屋外で鍋をする風習があるので、おすすめです。(あまり一般的ではありませんが^^)

先日気づいたのですが、炎が脇に広がらずに上に向かうので、効率よく温めてくれるようです。

大きな鍋を使わないよという方は、上の商品よりも1000円程度お安いモデルがおすすめです。色もステキ!

 

④カセットコンロ用ガス

高いものと安いもの、どちらがいいのかずっと気になっていたのですが、先日購入した雑誌で解決しました。

簡単に言うと「沸くまでの時間に差が出るけれど、1本あたりの燃焼時間は大きく違わない」ということです。

早く沸く=時短=高いほうが長持ちということになりますが、近所で手軽に購入できる点とコスパを考えて、私はお安いものを揃えています。

カセットコンロで1日料理をしてみたことがありますが、3食分は十分煮炊きができました。

1日1本×7日分が目安ですが、我が家は都市ガスですので復旧に時間がかかることを想定して多めに備えています。

カセットコンロと合わせて、調理になくてはならないのがポリエチレン製のポリ袋です!

ポリ袋は、ビニール袋と少し違って、半透明でシャカシャカしています。

これで調理可能!ご飯も炊けるし煮物や蒸しパンもできます!

「ポリ袋クッキング」や、「パッククッキング」という名前で紹介されているレシピがたくさんありますよ。

水が貴重な災害時、洗い物も最小限にできるベストな調理法ですので、ぜひポリ袋のご用意を。

↓ 以前、蒸しパンを作成(鍋に入れすぎましたが^^i)

ポリ袋にも調理に使えるものと使えないものがあります。

詳しくはこちらの記事に→災害時の非常食 ポリ袋でご飯を炊こう!失敗しないコツ教えます!

ポリ袋調理の条件をクリア&普段は電子レンジでも使える最強ポリ袋 ↓

⑥野菜ジュースや青汁など

震災の経験談を聞くと、野菜が手に入りにくくなり、肌荒れや便秘に悩まされる方が多いようです。

こんな時は野菜ジュースや青汁の出番です。

私と子どもは野菜ジュースが苦手なので、栄養価は下がりますが果汁の入った飲みやすいものを選んでいます。

電気がストップした場合、冷やすことができないので常温で飲み比べて選びました。

 

 

⑦簡易トイレ

大地震の後、トイレの配管が破損していたとしたら……もしそれでトイレを使ったとしたら……ぎゃー。

大きな揺れがあった後にすぐ水洗トイレを使用するのは、いろんな意味で危険です^^i

そこで、簡易トイレが必要になります。

4歳~成人の1日のトイレの回数は4~7回だそうです。

4人家族であれば、6回×4人×7日=168回分必要

結構な数ですが、在宅避難では必要不可欠。

我が家は臭いが漏れないと評価の高いBOSの非常用トイレセットを用意しています。

よく、「簡易トイレは100円ショップで購入できる」というのを散見しますが、声を大にして言いたい!!

簡易トイレはたくさん必要です。

BOSをまとめ買いした方が、1個当たりのお値段は100円ショップよりも安いし、機能・使いやすさも断然上です!!

 

⑧スマホや携帯の充電器(モバイルバッテリー)

もはや説明不要ですね^^

モバイルバッテリーは電池式と充電式があります。

電池式は電池があれば充電可能ですが、どうしてもパワー不足。(持っていた乾電池4本のモバイルバッテリーで充電してみましたが、2時間で20%、最終的に8時間で30%程度の充電しかできませんでした)

充電式はパワフルに充電ができますが、停電が長引くことに備えて容量の大きいものを。

↓ 2000円台でもスマホが2~3回充電できます。

 

⑨電池

電池は災害時に売り切れ必至!ラジオ、ライトなど、持っている道具に合わせて準備しましょう!

普段は単3や単4を使うことが多いと思いますが、我が家のLEDランタンは単1なので単1も備蓄しています。

 

⑩ライト

「懐中電灯にペットボトルを置いたり、レジ袋をかぶせたりするとランタンの代わりになる」

テレビや雑誌でよく見る「裏技」ですが……

倒れたり、熱を持ったり、あまりおすすめできません^^i

シーチキンやバターでろうそくを作るなんて、やっちゃダメです!火は危険すぎます!

防災は裏技でなく、王道を行きましょう!

↓ USB・乾電池・手回し・ソーラー・シガーソケットから充電できるランタン、人気&高評価です。

寝ているときの地震に備えて、寝室には「揺れを感知して点灯するライト」も準備しています。

 

⑪ラップ

本来の用途以外にも、

  • 食器にかぶせて使用し、洗い物を減らす
  • 緊急時に応急処置として包帯代わりに巻く
  • 細くまとめてロープ代わりに

意外な防災アイテムとして活用できます!

私、もともと100円ショップのラップを使っていたのですが……ある日頂き物のクレラップを使ったら、スパっと切れるのが便利過ぎて、100円ショップのラップに戻れなくなってしまいました^^i

⑫ゴミ袋

災害時はしばらくごみ収集車が来ないこともあります。

「オムツがにおわない袋(20×30センチ)」は、先ほどの簡易トイレと同じメーカーBOSの商品。我が家にベビーはいませんが、生ごみの臭い対策として準備しています。

⑬ラジオ

今も昔も、災害時の情報収集の定番はラジオなんですよね^^

スマホでもラジオのアプリがありますが、十分に充電できる環境が必要です。

災害用のラジオは「ソーラーで充電」「手回しで充電」「スマホも充電できる」と多機能で、これで無敵だ!なんて思いがちですが……

説明をよく読むと、手回し充電はずいぶん労力が必要だとわかります。

商品A 2980円→1分間に60回転させてラジオは3分、スマホ充電は1%くらい

商品B 8250円→1分間に120回転させてスマホ通話1分

レビューを見ても、防災専門家の意見を読んでも、手回しでスマホを充電することに期待は禁物の様子……

電池が使えるラジオを選びましょう!

私が商品選びに困ったときに必ずのぞく商品評価サイトがあるのですが、⇒https://the360.life/U1301.doit?id=5925

その防災ラジオのランキングで断トツ1位なのがソニーのポータブルラジオです。

電池も使えて、その電池からスマホ充電ができるのは心強い!

こちらはお値段が上がっているのと、人気で品薄のようです。

 

⑭薬・救急箱

災害時、病院が混雑することは容易に想像できます。

ちょっとしたケガもしないことが一番ですが、もしものために救急セットがあると安心です。

普段から飲んでいる薬がある方はもちろんですが、そうでない方もある程度の市販薬はあった方がいいですよ!

⑮マスク

コロナ対策もそうですが、災害後はがれきなどから出るホコリが多く、マスクは欠かせないアイテムです。

⑯ハンドソープ(石鹸)

コロナ以降、必ずストックしておきたいアイテムとして追加しました。

マスク同様、一時は手に入らず本当に困りました。

⑰手指の消毒液

これはもうコロナ以降、防災グッズの新しいスタンダード!

ベタな表現ですが、本気で健康第一です!

⑱ウエットティッシュ(おしりふき可)

除菌タイプでない方が活用範囲が広いです!

水が貴重な時、手を拭いたり、顔や体を拭いたりするのにも使います。

我が家にベビーはいませんが、普段からウエットティッシュ代わりに赤ちゃん用のおしりふきを使っています。

お手拭きにテーブル拭きに大活躍^^

そしてウエットティッシュよりコスパがいい!

私のおすすめは「ムーニー」(水に流せないタイプ)

子どもが生まれていろんなメーカーのおしりふきを試しましたが、適度な厚み、破れにくさ、取り出しやすさ、乾きにくさ、なんといっても肌触りがいいので11年間愛用しています。

たまに特売品に目がくらんで他を試してみることがありますが、やっぱりムーニーにもどってきます。(熱弁)

おしりふきはネットだと割高なことが多いので、西松屋のセールで購入することが多いです。

1個100円くらいだと「お!安い!」となります。

 

⑲現金(小銭)

停電になると、お店では現金しか使えないことがあります。

ATMも使えません。

最近キャッシュレスに拍車がかかっていますが、災害用に、現金もある程度手元に置いておきましょう!

 

⑳水を運ぶ容器・ウォータータンク

給水所から水を運ぶためのタンクやバッグ。

某サイトに「リュック型がおすすめ」とあったので背負うタイプの給水袋を購入しましたが……

ひもが細く、肩に食い込んで痛そう……そこまで考えが及びませんでした( ´д`ll)

家の中では、コック付きのタンクが便利です。

我が家はにわかキャンパーですが、災害時はキャンプ道具が本当に役立ちます。

普段使わないことを考えると、折りたためるタイプの方がおすすめです。

 

㉑トイレットペーパー

オイルショックからコロナまで、46年経っても間違った情報で売り切れる紙類……普段から少し多めににストックしておきましょう。

トイレットペーパーの平均使用量は4人家族で1カ月16ロール程度。

一般的なトイレットペーパーって、シングル60m、ダブルで30mなんですが、私がおすすめするのは、一般的な長さの2倍以上のトイレットペーパー。

3倍、5倍という商品もあります。

長巻のトイレットペーパーに変えると……

  • 一般的なトイレットペーパーより超コンパクトで場所を取らない!
  • トイレットペーパーの交換回数が激減(←これ、マジで最高)
  • パッと見お値段が高く感じるけれど、実はほぼ一緒

日本トイレ研究所の方が言うには、シングルの方が1回の使用量が少ないので長持ちするみたいですね。

ティッシュペーパーは、4人家族で1カ月5箱が平均だそうです。

ティッシュの箱って、なぜあんなに派手なんでしょう?

それが嫌で、私はティッシュケースを使っています。(箱がないとエコというのも気に入っています)

もし、「おしゃれなティッシュがあればなぁ」とお悩みの方がいれば、LOHACOのオリジナルティッシュがおすすめですよ!

通販サイトですが、他とは一線を隠すスタイリッシュっぷり!無印良品のアイテムも手に入るし、届くときの段ボールがまたかわいくて捨てられません(超余談でした^^i)

LOHACO  ティッシュのページへ

 

㉓地元の防災情報を得る手段

防災無線はしっかり聞こえていますか?

我が家からは防災無線が遠く、建物に反響してうまく聞き取れませんが、市が無料で貸し出している受信機(ラジオのような見た目)があると知り、設置したおかげで解決しました!

メールサービスに登録すれば防災情報が届きますし、ハザードマップ給水所の情報なども市のホームページで見られます。

災害が起きる前だからこそゆっくり確認できます

ぜひお住いの自治体のホームページを開いてみてください!

 

㉔個人的に必要なもの

生理用品・ベビー用品・入れ歯ケア用品・アレルギー・めがね・介護用品・ペット用品など

 

㉕季節によって必要なもの(特に夏冬)

特に夏と冬は対策が必要ですね。

わが家は蚊取りを電池式に変更しました。

置き場所を選ばず、備蓄用の電池のローリングストックを使うこともできます。

 

冬はカイロもそうですが、反射式の灯油ストーブを用意しています。

暖をとりながら煮炊きもできるので一石二鳥です。

 

㉖軍手

災害後の片づけの道具です。

割れたガラスの処理などに備えて、普通の軍手よりもガラス片などに強いものがおすすめです。

 

㉗ほうき・ちりとり

災害後の片づけをするための道具です。

 

まとめ 

「なんだ家にあるものばっかりじゃん」という方も多かったのでは?

私も書いた後に拍子抜けしました^^i

食品や日用品を少し多めに準備しておくだけなんですよね!

備蓄の第一歩は、特別なものではないことがわかっていただけたと思います。

 

リストの中で、唯一スーパーやホームセンターで手に入りにくのが「簡易トイレ」でしょうか。

簡易トイレにも、評価の低いものがあります……臭いが漏れるというのが評価の分かれ目なので、ここは安さだけでなく品質も重視したいところです。

防災グッズって、実際にどこかで地震が起きたりすると、急に手に入らなくなるんです。

水を運ぶタンクをネットで発注した後に北海道で地震があり、すぐに入荷予定だったはずが数カ月待ちに。早めの行動の大切さを痛感しました。

「気づいた時が準備時」ですよ。

それでは皆さん、よい防災を!
(*Ü*)ノ"

追伸 

非常用トイレ50回分セット×2個よりも、100回分セットを買った方がお安い場合があります。

from 50回分を2個買った私より( ´^`° )

 

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