全国のハザードマップを検索してみて感じたのが「ハザードマップ、案外見つけにくいな」ということでした。
「これ、初めて調べた人ってたどり着ける?」と思ってしまうホームページもちらほら……
そこで、ぜひ使っていただきたいのが「わがまちハザードマップ」という国土交通省のサイトです。
スマホを使い慣れている方ならほんの数十秒、慣れていない方でも1分ほどで調べたい市区町村のハザードマップにたどり着くことができますよ!
もちろん無料で、面倒なダウンロードや登録がないので、ぜひ一度使ってみてください!
わがまちハザードマップの使い方を詳しく説明
わが町ハザードマップの基本操作は→都道府県を選ぶ→市区町村を選ぶ
これだけで、お住いの地域のハザードマップにたどり着くことができます。
(中にはインターネットで公開されていない地域もあります)
洪水ハザードマップを調べてみる
例として鎌倉市の洪水ハザードマップを調べてみます。
①検索窓に「わがまちハザードマップ」と入力して、サイトを選択します
②最初に日本地図が登場します。
都道府県名が書かれていないので一瞬驚きますが、少し拡大すると都道府県名が出て探しやすくなります。
神奈川県にタッチ。
③神奈川県内の地図が登場するので、鎌倉市にタッチ
④鎌倉市が公開しているハザードマップの一覧が表示されます。
どの自治体も、全種類ハザードマップがあるわけではありません。
「公開URLを開く」をタッチすると、該当ページに飛びます。
※インターネットで公開されていないハザードマップは「インターネットでは公開していない」と表示されます。
⑤洪水ハザードマップに到着
ここからは各市区町村のホームページになるので、そのまちによって地図の表示の仕方が違います。
⑥ 鎌倉市の洪水ハザードマップは水系別に分かれていました。
下の一覧の(啓発面)には、防災情報が載っています。
ハザードマップと書いてあるのに、開いたら地図じゃない!と驚く方も多いかもしれませんね^^i
自治体によって「情報面」「解説面」など呼び方が違いますが、どの自治体のホームページにもこのようなページがあります。
↓ ↓ ↓ 知っておきたいことが満載
⑦地図面と書かれたページがハザードマップです
↓ ↓ ↓
土砂災害のハザードマップを調べてみる
次に、藤沢市の土砂災害のハザードマップを調べてみます。
どの災害のハザードマップも検索のしかたは同じです。
①わが町ハザードマップ検索して表示
②都道府県をタッチ
③市区町村をタッチ
④インターネットで公開されているハザードマップの一覧が表示される
土砂災害のハザードマップを選択すると、藤沢市の土砂災害ハザードマップのページに飛びます。
藤沢市は土砂災害と洪水が1つのハザードマップにまとまっていて、北部・中部・南部に分けられていました。
「情報版」と書かれているのが、先ほどの鎌倉市の「啓発面」と同じようなページです。
南部地域をタッチするとハザードマップが表示されました。
低解像度版と高解像度版がありましたが、あまり違いがわかりませんでした……
ハザードマップを見るときに注意すること
ハザードマップ、実は地図以外のところにスーパー大事なことが書かれていたりします。
今回衝撃を受けたのは、藤沢市のハザードマップを調べていた時のこと……
こんなことが書かれていました。
四角で囲った部分。
「地図に載っている避難所は古い情報だから、最新のを知りたかったら別に作った一覧をみてね」という超重要メッセージが、さらっと書かれている……
ハザードマップは、こういう「超大事な事が地図以外に書かれている」ことがよくあります。
ちなみにこの最新の避難所一覧を見てみると、避難する時に知りたい情報がしっかりと書き込まれていて感心しました。
水害の時に避難していい避難所かどうか、避難スペースがどんな部屋なのか、駐車場があるか、ペット用避難スペースがあるか(受け入れ頭数制限あり)、要配慮者用避難スペースの有無など。
こういった情報も、ハザードマップを見ただけでは得られない情報です。
災害時には焦って見逃しやすいところです。ぜひ平時のうちに隅々までチェックしてくださいね!
まとめ
本日はハザードマップを探すための「わがまちハザードマップ」という便利なサイトの使い方をご紹介しました。
全国の市区町村のハザードマップが1分で検索できますので、お住いの地域や職場、お子さんの学校、離れて住むご両親のおうちなどアクセスしてみてくださいね!
パソコンでもスマホでもOKです!⇒わがまちハザードマップ
もし「紙のハザードマップもどこ行ったか分からないし、インターネットでも公開されてないよー(TдT)」という方は役場に問い合わせてみましょう。
それではみなさん、よい防災を
(*Ü*)ノ"
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