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無印良品「いつものもしも持ち出しセット」公式よりも詳細にレビュー

2021年11月22日

持ち出しセット中身

またまた言うよ!

「無印良品が好きだ!」

しかし防災グッズに関してはその機能不足からイマイチおすすめしていないのも確か。

今回は、「いつものもしも持ち出しセット」を実際に使用。

公式ホームページにない情報まで、本音&本気で語ります!

 

「いつものもしも持ち出しセット」の中身はこれ

持ち出しセット中身

無印良品の防災セットには

    • 「いつものもしも携帯セット」

    • 「いつものもしも持ち出しセット」

    • 「いつものもしも備えるセット」

の3つのがあります。

「いつものもしも持ち出しセット」には「いつもの携帯セット(6点セット)」に5点を足した、計11点が入っています。

前回は「いつものもしも携帯セット」について書きましたので、今回は追加された5点について語っていきます。

「いつものもしも携帯セット」の記事はこちらです⇒ 評価は「可」無印良品の防災「いつものもしも携帯セット」をレビュー

プラスされた5点がこちら

防災ポーチ感が出てきましたね!

 

ポーチとしても使える無印良品の撥水サコッシュはおすすめ!

サコッシュは実際避難した方が「貴重品を身に着けるときに役立った」というアイテム!

サコッシュ仕様

娘(身長155cm)が斜め掛けしたところ。

子どもが掛けると少し大きく見えるかな^^i

サイズは縦20×横24cmです。

後ろにぴょんと飛び出ているひものようなのは、持ち手。

ショルダーストラップを外してポーチとして使う時に便利です。

避難時は両手が開いているほうが安全ですし、避難所では貴重品を身に着けておくことが絶対に必要ですので、サコッシュは超おすすめアイテム!

以前サコッシュがほしくて探していたことがあるんですが、アウトドア関連で流行ったこともあり、カラフルだったり柄入りのものが多いんですよ。

シンプルなデザインで価格とのバランスがいいサコッシュは本当に少ないんです!

避難所で使うには、いかにも貴重品が入ってそうな感じに「悪目立ちしない」ってことも重要なので、無印良品のサコッシュは防災ポーチにピッタリすぎ。

無印良品の防災セットは単品でも売られているのがいところで、サコッシュだけの購入もできます。

 

ボディシートは大判で丈夫なのがポイント 夏には超おすすめ

大判ボディシート丸まったところ

広げたサイズは28×56センチ。

大判ボディシートを広げたところ

厚さもほどよくあり、両手で引っ張っても、簡単には破れません。

その辺のボディシートとは一線を画す丈夫さ。

ノートを3冊並べたくらいの大きさがあり、畳んで体を拭くと厚みがあって気持ちいいです。

全身を拭いてもまだ湿り気があり、さっぱりしました!

が。今は11月なので、拭いたあとは寒かったです^^i

夏にはもってこいだな!という感じ。

丈夫なので洗ってもう一度使いたいくらい^^

顔だけ拭くとか、手だけ拭きたいという場合には、大きくてもったいないです。

そういう時にはウエットティッシュを。

私はベビーのおしりふきを愛用しています^^

 

無印良品のコンパクトヘッドライト 防災グッズとして評価は「優」

ヘッドライト クリップ

後ろにクリップがついているので、画像はカーテンを挟んで固定したところ。

ヘッドライトって黒が多いんですが、赤や青の差し色や、変なロゴ(失礼)入りが多いんですよ。

特に女性にはピンとこない物ばかり!

ですが、無印良品のはシンプルで素敵。

 

無印良品のコンパクトヘッドライト「ちょっと残念」なデメリット2つ

① 汎用性の少ないボタン電池

ヘッドタイト電池

電池付きですぐに使えるのがありがたいのですが、使用する電池は「ボタン形リチウム電池×2個」。

ボタン電池は扇風機のリモコンや車のキーで使う場合がありますが、我が家のボタン電池を確認したところ全部違う種類でした。

今は充電式のヘッドライトが増えましたが、電池式のヘッドライトは単3か単4の電池を使う物がほとんど。

単3・単4はリモコンや防災ライト・ラジオにも使うので、常に予備があって使い勝手がいいです。

無印良品のコンパクトヘッドライトは、専用の電池が必要なのが少しネックかな。

しかし、電池が新しい場合は点灯時間が15時間ありますので、「避難時に使用する」という意味では十分です。

 

② クリップが固くて外れない

ヘッドライト裏面

せっかく取り外しできる仕様のクリップが、固すぎて外れません。

クリップを外してライトを上下を逆に取り付けることができるのですが、「これ以上やると割れるかも」くらいの力が必要。

不良品かと思い、店頭のサンプル品も見ましたが、同じく固い。

男性の店員さんに頼んで外してもらいましたが、相当力を入れていました。

説明書には「ケガの恐れがありますので、取り外しの際はご注意ください」とのこと。

使用中にクリップが外れると困るし、不良品じゃないのはわかったけれど……ケガしてもおかしくない……

クリップを取り付けたままヘッドライトとして使用できるので、外す機会もないような気がしますが、外す際はお気を付けください。

 

無印良品のコンパクトヘッドライトを使ってみたらメリットがわかった!

コンパクトヘッドライトというだけあって、小さくて軽い!

先ほど専用電池がデメリットと書きましたが、この「コンパクト」と「軽量」を実現させているのは、電池が薄型のボタン電池だからなんですね。

単4を3本使用するものと比較。↓

ヘッドライト

肝心の明るさは、で使用しても十分でしたよ。

避難時を想定してヘルメットに装着。

ヘルメット&ヘッドライト

あることに気づきました。「ピッタリフィットして外れにくい!」

ヘッドバンドの裏側にゴムの部分があり、滑りにくいんですよ。

「白い模様、飾りなら表につければいいのに」と思っていたのは、「滑り止め」でした。(お恥ずかしい)

ヘッドライト 滑り止め

滑り止めがあっても、髪の毛に絡まることなくスムーズに脱着できますのでご安心を。

さらに驚いたのは、一般的なヘッドライトには滑り止めがついていないんですね!

「工事の時にヘルメットにつけてるくらいだからすべらないだろう」と思っていたのですが、実は滑らないようにクリップを装着したり、シリコン製のベルトに付け替えているそうです。

無印良品のコンパクトヘッドライト、思っていた以上に防災用として優秀でした!

ホームページにも書けばいいのに!

さらに、今度は首からかけてみます。

ヘッドライト首からかけたところ

ヘッドライト部分が下を向きますね。

これじゃ足元しか照らせないと思っていたのですが、夜に使用してみると、自分の前方も明るいんですよ。

前方から人が来る様子もわかります。

夜のウォーキングにも使えそう!

カチカチっと角度調節をするとライトが前を向きます。

ヘッドライト首からかけたところ2

説明のために極端に前に向けましたが、対向車や向かい側の人が極端にまぶしくなり危険ですので、やや下向きで適切な角度に調整するようにしてください。

このデザインといい、機能といい、女性の防災用ヘッドライトとして優秀です!(でも電池がなぁ……)

 

無印良品の「耳栓・ケース付き」は使いやすさ・遮音性ともに〇 

耳栓開封

避難所でなるべくゆっくり休むためのアイテムとして、耳栓やアイマスクをあげる方が増えてきました。

原産国「日本」と書いてますが、なぜか見たことのない漢字。

外袋にあふれる中国製感(-ω-)

耳栓

使用してみると、遮音性いいですよ!

今、近くで食洗器を使用していますが、耳栓をするとその音が消えます。

私は普段から耳栓を愛用していて、「遮音値28デシベル」という遮音性が高めなものを使っているのですが、家の中ではそれと遜色ないレベルです。(もっと音の大きい場所では違うかも)

 

耳栓は、ぎゅっと細くつぶして耳に入れるとゆっくり形が復元して耳穴にフィットするようになっています。

100円ショップのものを使ってみましたが、やわらかすぎてつぶしてもすぐ戻ってしまい、うまく耳に入らず、遮音性も微妙……

ある程度遮音性がある耳栓の方がストレスが減らせると思いますので、耳栓は100均以外をおすすめします。

無印の耳栓は単品でも売っていますよ。

 

子どもや耳が小さい方(普段イヤホンが痛いと感じる方)におすすめの耳栓

これはあくまで個人的にですが、私は耳栓やイヤホンが痛くて苦手でした(´;ω;`)

どうも耳の穴が小さいようなのです。

ふと、子ども用に用意した小さめの耳栓を付けてみたら……いい!!

モルデックスというメーカーのもので、遮音値も高め。

もし同じように「耳栓が痛い」と感じている方がいらっしゃれば、モルデックスのメテオ(スモール)いいですよ!

 

 

無印良品のエマージェンシーシート(保温シート)私の評価は「良」

エマージェンシーシート

100円ショップでも見かけるようになったエマージェンシーシート。

130×200センチ。

性能や耐久性のほかに求められるのは「カシャカシャ音がしないこと」

避難所で使う際の「カシャカシャという耳障りな音によるトラブル回避」が理由です。

結論から言うと無印良品のエマージェンシーシート、カシャカシャ音が少なめです!

お値段も490円とお手ごろ。

130×210センチのシートを息子(身長165センチ)にかぶせてみると

エマージェンシーシート使用

 

エマージェンシーシート使用2

すっぽり包まれます。

裏側はキラキラした銀色ですが、どちらの面を表にしても効果は変わらないとのことです。

こんなにすっぽりかぶると、周りが見えないと思うでしょう?

実はこのシート、中から外が見えます!

↓ こちら、我が家の寝室にある非常用ランプ。

エマージェンシーシート中から2 

これをエマージェンシーシートの中から撮影すると……

エマージェンシーシート中から見た

ね!見えるでしょう!!

顔をシートに近づけると見えるんです。

(すべてのエマージェンシートがそうかはわかりませんが、SOLのシートもオレンジ色ですが同様に見ることができました)

 

私の評価が「良」であって「優」でない理由は……

もともと我が家にある「SOL エマージェンシーブランケット」が優秀なため。

これを持っていたら、もっといいのがないかと探す必要はないほどスーパーメジャーな商品です。

無印良品は、作っているメーカーがわからない(問い合わせたら企業秘密でした^^)ので、性能について詳しくはわかりませんが、音だけでいうとSOLよりもカシャカシャ音は大きいです。

それでも、よくうるさいと言われるエマージェンシーシートよりは格段に音は小さめ。

透明のビニール袋(半透明ではなく、透き通ったビニール袋)をイメージしていただけると近いかな。

ただやっぱりね、無印良品にしてもSOLにしても、チャック付きの袋になってるんですが一回広げたら小さな袋に戻せる気がしない……

↓ これを畳んで戻す作業が面倒

エマージェンシーシート抜け殻

ちょっとしか使っていないので何とか畳んで袋に戻せましたが、ジップロックのような少し大きめの袋を用意しておくと収納しやすいです。

 

「いつものもしも持ち出しセット」に加えるなら?

非常時の持ち出しセットについては、「ガッツリ派」「とにかく身軽派」と、意見が分かれるところです。

無印良品は完全なる「とにかく身軽派」ですので、「ガッツリ派」の私には加えたいものだらけ( ˙▿˙ ; )

私のガッツリっぷりはこちらに⇒防災の日 非常持ち出し袋・防災リュックのチェックリスト

すぐに避難が必要な時は荷物など考えている場合ではありませんが、準備をして避難所に行くようであればこちらのリンクを参考にして防災リュックに詰めておくことをおすすめします。

防災リュックは平時から準備を。

なぜなら。

避難所は全員を受け入れられるわけではありません。

都内であれば避難所の人口カバー率は3割と言われています。

言い方は悪いかもしれませんが「早い者勝ち」とも言えます。

実際に災害のたびに「いっぱいで入れません」というケースは起きています。

在宅避難ができないときに確実に避難所に入るためにも「早めの避難」

そのために普段から防災リュックを準備しておきたいところです。

 

まとめ

防災セットは今たくさん売られています。

ではその中身は吟味されたものなのか、十分な機能はあるのかというと、「残念」なものが多いです。

今回レビューした「いつものもしも持ち出しセット」は、必要最低限ではありますが、それぞれの機能は防災グッズとして合格点!

 

「台風が心配だから今日だけ避難所に行こうかな」という程度なら、これに加えて水や食料を持てばいけるかな。

帰宅困難時に備えて会社に置いておくのにもいいですね。

ガッツリ避難の場合は、必要な物を大幅に足す必要あります。

無印良品の防災グッズに関してはこちらの記事もどうぞ⇒ 防災リュックの中身 無印良品で購入したものと無印良品で買わないもの

それではみなさん、よい防災を!
(*Ü*)ノ"

 

 

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