「知りたいことがあって検索したけれど、なかなかこれといったサイトにたどり着かない」
そんな経験はありませんか?
私のおすすめは「防災の本を1冊手元に置くこと」
本を読むことが得意でない方にもおすすめの5冊を厳選してお届けします!
目次
防災情報集めなら、ネット検索よりも1冊の本を!
ちょっと検索すればたくさん情報が出てくる時代ですが、本には著者が厳選した、とっておきの情報が詰まっています。
「わざわざ本を買わなくても、ネットにはたくさん情報があるよ」という方もいるかもしれませんね^^i
本を買うことをおすすめする理由は、
- 誰が書いたかがはっきりしていて、情報に信憑性がある
- 手元にあることで、気づいたときにいつでも読み返せる
- 目につくところに置いておくと、防災を意識する瞬間が増える
- 災害が起きた後もスマホの電池切れを気にすることなく読める
他にもありますが、この辺にしておきましょうか^^i
特に私はパソコンやスマホに詳しくないので、「あれ?あのサイトどこだっけ?」と、二度とたどり着けなかったり、「もっといいサイトないかな」と検索しているうちに、パソコンの前にいる時間だけが増えたり……
そんな無駄な時間を省くこともできますよ。
選んだ本を基準にして、まずはやってみる。
すると、今までスルーしていたニュースが耳に入ってきたり、たまたま開いた雑誌に防災記事があったり、情報が向こうからやってくる(!?)
そのうちきっとわかっていただけると思います^^
本を選ぶポイント 当たりはずれあります
子どもむけの絵本から防災士教本まで30冊以上(30冊を超えてから面倒で数えていません^^i)の防災に関する本を読んできましたが、中には、微妙なのもチラホラ。
手に取ってみるのが確実なのですが、先日本屋さんで防災のコーナーに行くと……
まず、置いている種類が少ないですね。新刊が置いてあることが多いです。
この後おすすめする本も、残念ながら1冊も置いていませんでした。
こういう場合は、やはりネットで購入が便利ですね。レビューも選ぶときの参考になります。
1 自分の欲しい情報があるか 自衛隊と警視庁よりも……
どの本も、「災害時にどのような行動をとるか」「どう備えるか」といったことがメインですが、それぞれに特徴があります。
特にお子さんがいるママさんは、「ママ」というキーワードが入った本を選びましょう!
このキーワードがない場合、一番ほしい情報の子どもと女性のことについて、少ししか触れられていないことがあります。
最近では「警視庁災害対策課」「自衛隊防災BOOK」といった本がテレビで紹介されたり話題のようですが……最初の1冊には向きません……
図書館にあったので読んでみましたが、サバイバル・豆知識といった要素が多いので、まずは基本を押さえた一冊を読んで、備えをした後に読むならいいかなと思います。
2 単行本かムック本か 新しい本か古い本か
ムック本といって、雑誌のような作りの本があります。
雑誌のように気軽に見れて、ネットのまとめ記事のようにいいとこどりの情報が入っていて、私も大好きです。
「今すぐ物をそろえたい!おすすめのものが知りたい!」という方には向いていると思います。(掲載品がすべて優れているとも限らないのですが……)
個人的には最初の1冊は単行本で、そのあとに必要に応じてムック本をおすすめします。
新しい本か古い本かでいうと、これは断然新しい本がおすすめです!
最低限、2011年の東日本大震災以降に書かれたものですね。
防災の常識も、大災害のたびにアップデートされていきます。
図書館には古い本も多いですので、発行日を一つの目安にしてください。
防災初心者必見の5冊
子どもと一緒の家族構成・特に小さい子のママさんにおすすめ
『被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40』
被災経験のあるイラストレーターさんご本人が書いているので、災害時はどんな様子だったのか、漫画やイラストでとにかくわかりやすい!
時系列で書かれているのもポイントで、防災の入門本としておすすめの1冊です。
特に活字が苦手な方にはいいですよ^^
『子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』
体験談も多く掲載されていて、映像とは違う説得力がありました。経験者の声には、想像だけでは気づかなかった細かい情報がたくさん。
防災はママの方が積極的な場合が多いと聞きますが、ぜひパパにも読んでほしい1冊です。
男女問わずすべての方に
『“今”からできる!日常防災』
シンプル&コンパクトにまとまっていて、イラストが豊富でわかりやすいので、すべての方におすすめです!
特に、私が主人に知っておいてほしいこと、やってほしいことが網羅されているので、パパさんに読んでいただきたい^^
家を安全な場所にする方法~災害時のこと、地震以外の災害など、広くカバーされているので、知りたかった情報はもちろん、知っておきたい情報もキャッチできますよ。
子ども向けの防災の本はある?
自分の子ども用に、子ども向けの防災の本を探したことがあります。
絵本も含め、図書館にもたくさんあるんですが、子どもに一人で読ませるのは少し注意が必要だと感じました。
詳しくはまたの機会に書こうと思いますが、簡単に言うと
- 必要以上に怖がらせてしまう可能性があること
- 本に書いてある内容を子どもが正しく理解できるか
いざというとき、状況によっては本に書いてある通りに行動してはいけない場合もあります。
「学校の昼休みに抜き打ちで避難訓練をしたところ、校庭で遊んでいた子ども達がわざわざ教室に走って戻った」というのがいい例かもしれません。
避難訓練の時は机の下にもぐれと教えられていますからね……テレビで映像を見たときは衝撃でした^^i
子どもが防災の本を読むなら、「親と一緒に読む」ことをおすすめします。
親子で会話をしながら、必要に応じて補足をしてあげてくださいね。
そのためには、親が正しい防災知識を身に着けていなければいけませんね^^
非常食の備蓄や災害時の食事について知りたい方におすすめ
『防災教室 災害食がわかる本 (こどものための防災教室)』
子ども向けですが、どんな非常食を揃えたらいいかが写真付きでひと目でわかるので、初心者にピッタリ。
特に、「非常食といえば缶詰や乾パン」という方には読んでいただきたいです!備蓄の進化を感じますよ^^
2019年6月初版。2年前にこの本があったら苦労しなかったなぁ^^i
食べ物の備蓄のことならこの1冊で十分です!
災害時の人の心理は知っておきたい しかも「絶対に」
『人は皆「自分だけは死なない」と思っている』 山村武彦 著
災害に直面した時、人はどんな行動に出るのか、どう考えるのかについて、実際に起きた災害で人はどう動いたのかという災害時の心理について書かれたもので、驚くばかりでした。
こちらは実は2005年初版の古い本なのですが、事例は古いものがあげられていますが、内容に古さは全くありません。
人間には、「自分だけは大丈夫」と期待する本能があるのだそうです。
その本能を知って、災害が起きたときにどう考えてどう動くべきか?
人に惑わされずに判断するために必読です!
※現在発売されていないようですので、図書館で借りてみてください
まとめ
本日は、「防災についてネットで調べているうちに面倒になって……」という状況をなくすために、本を1冊購入するといいよというお話でした。
私が買って満足するタイプなので、一応皆さんにもお伝えしておきますが……
本を読んだら、ぜひ実行に移してくださいね!
(๑•̀ㅂ•́)و✧
それではみなさん、よい防災を
(*Ü*)ノ"
私が「最低限」必要だと思う防災品もご参考までに⇒最低限そろえたい防災グッズ&備蓄おすすめ27選(自宅編)