はじめまして。キマコです。
ご訪問頂き、ありがとうございます。
プロフィール欄で簡単に自己紹介をしましたが、こちらでは私の防災遍歴を振り返ってみます。決して期待をしないでください。すぐに打ち砕かれます(笑)
人生で最初の震度5
初めて大きな地震を経験したのは、小学生の時です。
教室のドアがガタガタと音を立て、みんなが「?」と思った次の瞬間、教室全体が左右に大きく揺れました。
震度5以上とされる地震でしたが、地域に大きな被害はありませんでした。
集団下校で家に帰りましたが、何も変わりありません。
その時もそれ以降も、私の家族には防災や備蓄という考えは一切ありませんでした。
学校でも「地震の時は机の下に隠れる」しか聞いたことがありません。
「震度5でも、なんともないんだな」
思えばこの経験が、その後も意識がかわることのなかった一つの要因です。
1995年 阪神淡路大震災
当時私は札幌で一人暮らし。連日ニュースで衝撃的な映像が流れましたが、それでも防災対策はしませんでした。
毎年1月には「阪神淡路大震災から〇年」といったニュースが流れています。
「震災の時は○○がなくて困った」「これが役に立った」という情報が誰にも届くようになりました。
家族ができ、地震の特集を見るたびに、「何かしなきゃなぁ」と思うようになりますが……
その時思うだけで行動はせず、また1年後にニュースを見て何もしていないことを反省する。毎年その繰り返しでした。
そして2011年の東日本大震災
結婚後は神奈川で暮らしています。当時3歳の息子と2か月の娘がお昼寝中の出来事でした。
震度5+。あまりの揺れで立ち上がれず、寝ている子供に駆け寄ることができなかったほど。
幸い大きな被害はなく、ホッとしたのですが……トイレットペーパーが手に入らなくて困りました!
「やっぱり備えたほうがいいよね」と、動き出したものの……何をしていいかわからない。
とりあえずテレビなどで見聞きした情報を基に、非常持ち出し袋を用意し始めます。
「防災=非常持ち出し袋」というのがスーパー素人発想なのですが(あ、今も素人ですが)、それしかないと思っていました。
その後も賞味期限切れのものを入れ替えたり、中身の見直しをしていたはず……なのですが……
使えない非常持ち出し袋
2018年のある日、私は過去の自分に愕然とします。
クローゼットに押し込めていた「非常持ち出し袋」を開けた時のことです。
中から出てきたのは……お見せするのも恥ずかしいのですが、反省の意をこめて公開します。
使わなくなった弁当箱、コンビニでもらったスプーンと割り箸、雑誌のおまけのポーチ、使い古しの軍手、旅館でもらった使い捨て歯ブラシ、粗品のタオルとゴミ袋、使いかけのメモ帳……「家にあったモノで間に合わせようとしている感」満載です。
いえ、決して家にあったもので間に合わせることが悪いのではありません。問題なのは中身なんです。
画像には写っていませんが、乾パンとアルファ化米は、消費期限が1年以上過ぎていました。
子どもは小学生ですが、入っていたのはオムツ!
あぁ、過去の私、残念すぎます。
弁当箱とスプーンで、私は一体何を食べようとしていたのでしょう?
飲み物もないのに、リッツビスケット(5年保存)を食べて、口がパッサパサになったらどうするつもり?
甘い、甘すぎるよ私!
いよいよ本気を出したのは7年後
自分では防災対策を「やった気」になっていた私……実際は東日本大震災から7年経ってもこんな状態でした(泣)
何やってたんだろう……と、自己嫌悪。
全国で災害があり、被災地の報道を何度も見ていたはずなのに、どこか他人事で、真剣に考えていなかったのです。
この間に大地震が起こっていたら、もっともっと自分を責めることになったと思います。
この出来事が、ようやく防災を真剣に考えた瞬間でした。
家の中を見直し、備蓄・防災グッズをそろえ、家族とも話し合いました。
-------その1か月後、北海道胆振東部地震が起きました。
遠くで起きた災害ですが、防災対策に取り組んでいた私はこう思いました。
「我が家には水も食料も明かりもある。ライフラインがストップしてもなんとかなる。あの時準備をしてよかった」
誰もほめてくれないので、自分で自分を褒めました(笑)
その後も、備蓄(ローリングストック)の見直しをしています。
2019年の大型台風の際には、実際にグッズを使うときになって不便を感じたり、考えが甘かったと反省することがたくさんありました。
まだまだ伸びしろだらけの我が家の防災対策。
そんなこんなで、現在に至ります。
読んでいただいた方へ
このブログにたどり着いた方の中には、私と同じように防災迷子になっている方もいらっしゃるかもしれません。
こんな私ですので、「やらなくちゃと思うけれど何もしていない」「何をしていいかわからない」方の気持ちはよ~く、よ~くわかります。
あれもこれもやらなきゃと思うとすごく大変そうだし、普段の生活だって忙しいし、
面倒だし(小声)
私は防災のプロではありませんし、防災対策もまだまだ発展途上です。
でも「その時」に備えて、家族を守るために防災に取り組んでいます。
このブログがあなたのお役に立てるように発信していきますので、一緒に取り組んでいただけるととてもうれしいです!
是非またのぞいてみてくださいね(*Ü*)ノ"
私の現在家に備蓄しているものの中で、「最低限これだけは備えていたい」というものを厳選してリストにしました。
皆さんの備蓄のチェックにお役に立てるとうれしいです⇒最低限そろえたい防災グッズ&備蓄おすすめ27選(自宅編)